先日池袋駅を歩いていたら警視庁がイベントを行っていたわ。防犯とか詐欺撲滅とかかしら、と思ったら 犯罪被害者への支援の案内だった。
ちょうど時間もあるし見てみたのだけど・・・。パネル写真が並んでいて、全員が事故などで家族を亡くした遺族の手記が展示されていたのね。被害者は幼い子どもから年配の方までと様々だけど、残された人の声の切なさはどれも悲痛で・・・。
目の前で幼い子どもを亡くした母親、就職先が決まった息子を旅先で亡くした母、婚約者を亡くした彼女、仕事からの帰り道で夫を亡くした妻・・・。
私の周りでは幸いにも事故や事件に巻き込まれて命を落とした人はいないのだけど、いつ起きてもおかしくない事なのよね・・・。やるせない気持ちになっていたところ、資料を渡されたわ。
その中にあったのが「全国被害者支援ネットワーク」の案内。
全国48の加盟団体とともに犯罪被害者と被害者家族・遺族がいつでもどこでも必要な支援が受けられ、その尊厳や権利が守られる社会の実現を目指して活動しています
犯罪「被害者」が時に「加害者」よりも有名になってしまう現代、二次被害・三次被害もきっと多くあるんだろうなと思うし、こういうネットワークが「ある」ということに救われる人も少なくないんだろうなと思うわ。
そしてその一環で入っていたのが「ホンデリング・プロジェクト ~本でひろがる支援の輪~ 」のチラシ。
ISBNコードが付いている本やDVD・ゲームを5冊から無料で引き取りに来てくれて、その売却益が支援金として寄付される、というもの。
めっちゃいい!!
どうせ我が家にある本なんて普通に売っても値は付かないんだから、少しでも役に立つのであれば(しかも無料で取りに来てくれるっていうのが大きい!)、ということでさっそく箱詰めを開始。
ダンボール2箱分で67冊。重たい荷物を運ばせてごめんなさいね、という気持ちで宅急便のお兄さんに感謝のペットボトルドリンクを渡しつつ、少しでも良い値がつくことを祈ったわ。
コミックが25冊くらい、DVDが5くらい、あとは小説の単行本などなど。「1冊10円ちょいくらいで1300円くらいつくと良いわね」なんて話していたら・・・
2297円!!
あら!結構いいじゃない!!
一度に2297円を寄付、となるとなかなか勇気が出ないけど、こういう寄付の仕方だとハードルが下がるってもんよ。
もちろんBOOK OFFとかでも無料で引取、査定してお小遣いになるけど、AMAZONで中古で1円くらいになっている作品ならBOOKOFFでも対して値もつかないだろうし、こういう手段の寄付というのも十分アリだと思ったわ。
これから年末年始に向けて大掃除をして服やら本やら不用品がたくさん出ると思うけど、その時に思い出したらぜひ参加してみて!自分には直接関係していないけど、友達の友達の友達くらいの助けになるかもしれない!
※しかも、今サイトを見てみたら買い取り金額10%UPキャンペーン中!私、めっちゃタイミングよかったのね。
上記のほか、衣服系での支援なら前に記載したとおり、フクサポを利用中。
以前の記事:満足した後は引き取ってもらいましょう 「メルカリ ・ AMAZON ・ BOOK・OFF ・ フクサポ」
まだ十分着れるけど、年齢が・・・とか、サイズが・・・とかいうものが大量にでる私、家族中の服を集めて寄付。
寄付という形で、ものを捨てるという罪悪感もないし、寄付ができたという満足感もあるし、部屋はスッキリするし。これがwi-winというものじゃないかしら(古い表現?)