高い勉強代を払ってしまったわ 「安愚楽牧場 牛オーナー券」

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私がまだ大学を卒業したくらいだったかしら。
姉たちが入っていた「安愚楽牧場 和牛種オーナー」に私も参加していたわ。

これは一定の金額で安愚楽で飼育している牛のオーナー(1/4頭とかからできたハズ)になって、牛の売買費から得た収益をリターンしてくれるもの。

50万の契約で5万だったかしら・・・?かなりの大盤振る舞いのサービスだった。

私も数年、美味しい思いをさせてもらったものよ。
リターンだけでなく、バス旅行(牛の見学に経営のレストランでの食事付き)や、リターンに含まれる海外旅行など。

姉のリターンに便乗して、ハワイにも行ったわ。観光もクルーズついてなんてセレブリティ。

 でも、東北震災の時にすべてパーになったわ・・・

どうやら話を聞いてみると、震災でいろいろと露見した、というような状態だったけど。
それまではリターンがなかったり減額されたり遅れたりするような事はなかっただけにモロモロ漏れ聞こえてきた時はショックだった。

当時は弁護士がどうだ、とか報告会がどうだ、とか通知も来たけど、その辺は面倒くさくて行かなかった。だってこうなっちゃったら仕方ないし、私はまだ諦めがつく金額だったから(私にしては大金だったけど、多分、加入者ではピラミッドの下の方の掛け金だったわね)。

契約月を1ヶ月毎にずらして年金的にリターンを受け取る、という風に契約している人もいると聞いたから、そういう人は本当に将来設計が台無しになるような目に遭ったんだろうなと考えると他人事ながら可哀想で可哀想で。自分なんてまだマシだ、と思わざるをえなかった、というのもある。

大企業に自分の虎の子を預けて運用してもらうのも、自分で運用するのも全ては自己責任。情報を得るためにアンテナは広くしておいても、情報を取捨選択できるような知識は必要ということを権利書を久々に眺めて改めて思ったわ。

これが多分、震災以外で発覚してたらもっと怒りはあったかもしれないけど、

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震災が発端だったから、どうしても諦めが強くなったのよね・・・。

コメント

  1. […] 私は以前、安愚楽牧場のオーナー権利で痛い目にあったので、似たニオイを感じて躊躇してしまうのだけど、モノは試しだやっちゃえやっちゃえ!な私がいて後押しされたのでやってみることにしました。 […]