久々に映画を観に行ったわ。今回の場所は今をときめく日比谷ミッドタウン。
あらやだ楽しみ、といいつつ移動してみたらミッドタウンの中ではなく、最寄りの宝塚劇場の下だったわ・・・。元スカラ座・みゆき座と呼ばれていたところ。
何一つ目新しいものはなかった・・・。
気を取り直して予約していたチケットを発券。今回は今大人気のあの作品。
カメラを止めるな!
単館上映から始まって今や全国拡大。アスミック・エースが配給に加わりました。
STORYは
とある自主映画の撮影隊が山奥の廃墟でゾンビ映画を撮影していた。本物を求める監督は中々OKを出さずテイクは42テイクに達する。そんな中、撮影隊に 本物のゾンビが襲いかかる!大喜びで撮影を続ける監督、次々とゾンビ化していく撮影隊の面々。
”37分ワンシーン・ワンカットで描くノンストップ・ゾンビサバイバル!”……を撮ったヤツらの話。
これほどまでに信用のならないあらすじってあったかしら(笑)。
なにをどう言ってもネタばれになってしまうのだけど、とりあえず一言。ゾンビ映画が嫌いな人でも大丈夫です。ご家族で楽しめます。
なんせgoogle先生で検索すると表示されるのがコレ。
「ホラー/コメディ」
ホラーなコメディでもなく、コメディなホラーでもなく・・・ホラー&コメディです。
ゾンビもので笑える作品は他にもあるけど、それらともまた違った趣です。と言うか、これゾンビものと言ったら怒られないかしら…?
正直、始まってから40分くらいは辛かった。「え?私学生の映画でも見させられてるの?」という気持ちになるんです。でもその40分が大事なんです!!耐えて!
後半になると、40分の間で「なんでこんな状態になってるの?」とか「え?おかしくない??」とかの違和感の原因の答え合わせがあります。そこが楽しい。
見終わった後の感想としては
- こういうオチというか、ストーリ自体はそこまで目新しくない
- けれど、こんな勢いをつけてドタバタと笑わせてくる作品ってそんなに無いぞ!?
という感じです。これはすごい。
今回のキャストは以下の通り。
監督・脚本・編集:上田慎一郎
出演:濱津隆之 真魚 しゅはまはるみ 長屋和彰 細井学 市原洋 山﨑俊太郎 大沢真一郎 竹原芳子 浅森咲希奈 吉田美紀 合田純奈 秋山ゆずき
すごい、誰もわからない。
でも無名揃いで低予算なところまで上手く使ってこの作品が仕上がっていると言う印象。
最初の40分の時の役者の雰囲気・顔つきと後半の顔つきが全く違うのです。本当に役者!
監督は「100年後に観てもおもしろい映画」を作りたかったとのこと。
笑いのパターンって時代に沿って変わっていくけど、この映画の笑えるところって全然捻ってない、ある意味原始的な笑いなので、これ100年後に観ても面白いんじゃないかな・・・。
なんていうのかな、テイストはメジャーの三谷幸喜、マイナーの上田慎一郎という感じ。
ちなみに、生き返り割という「1回見たら2回目は割引しちゃうよ」という制度を設けている映画館があるらしいので、適用劇場の方はチャンス!
演出、俳優、効果、ストーリー、全て星4くらいかな〜と思ったけど、総合的に見ると星5になってしまった。
それって「映画館で観た」と言う映画館の力の後押しだと思うわ。
派手なアクション映画でも効果バリバリのSFでもないけど、映画館で観ることをお勧めします。この作品、沢山の人と笑いながら観るとより楽しいから!!
後はやはり大画面で見たほうがいいです。TVサイズだと笑わせる勢いとか説得力が小さくなっちゃうような気がする。なのでぜひ、映画館で観てみて!
この作品はクラウドファンディングを行っていたのね。
そこでサイン入りのパンフを購入していた人、後から値打ちモノになるかも!?
私の一番古い記憶のゾンビは
これかしら
コメント
はじめまして!
私もこの映画をとうとう見ることができました。噂にたがわずな面白さでした♪
三谷幸喜のテイストというところにめちゃ共感したので書き込みさせていただきました♡
まど様
コメントありがとうございます!
三谷幸喜のテイストというニュアンスを分かち合えて嬉しいです。
次回作も気になりますよねー!