例えば
- 旅行中、宿泊ホテルまでの途中にある観光地を手ぶらで見て回りたい
- ロッカーに入らない大きさの荷物こそ預けたいのに、どこに預けたらいいんだろう
こんな時にとっても便利なのが、
荷物の一時預かりサービス「ecbo cloak(エクボクローク)」や「手ぶら観光」!
日本には昔から荷物一時預けの手段としてロッカーが駅にあるけど、大きさが微妙に合わない!ということも多々。それにそのスポーツイベントやコンサートなどの大きなイベントが開催されるとそのロッカーも埋まったりするし、要人来日の時はそもそも閉鎖されてしまうことがあるわ。
こんな時に非常に便利なのが上記のような荷物一時預かりサービス。
ekuboと手ぶら観光、似たようなサービスだけどよく見てみるとそれぞれに特徴アリ。
ecbo cloak
運営:ecbo株式会社(エクボ株式会社)
設立:2015/06/02
サービスの内容:荷物一時預かり
ecbo cloak (エクボクローク)は、カフェやお店の空いているスペースに
コインロッカーと同料金で荷物を預けられるサービスです。
預け場所:東京駅の改札内・改札外 / 郵便局 / アパマンショップ / 街中のカフェ・カプセルホテルなど現時点では東京・京都・福岡など主要都市で展開中
手ぶら観光
運営:SGホールディングス
設立:-
サービスの内容:手荷物一時預かり / ホテル当日手配 / 空港受取サービス / 通常発送 / 海外発送
空港や駅などの交通機関と宿泊地を佐川急便の輸送サービスで結び、お客様がこれかで移動や待ち時間に費やされた時間を快適な観光時間としてお届けします
預け場所:東京・神奈川・岐阜・大阪・福岡にて計9箇所(2018/08/13時点)
それぞれの特徴を見てみるとこんな感じ。
ekubo cloak | 手ぶら観光 | |
対応箇所数 | ◎ | △ |
荷物の大きさ |
基本的に一人で運べる荷物の場合は、特にサイズ上限なし |
縦横高さの合計が200cm、重量が30kgを超えるものは不可 |
保管日数 | 問い合わせ 店舗によって異なるが、 最低日数はどちらも1日から |
|
途中での取り出し | 店舗によって異なる | 可能 |
冷蔵・冷凍品 | 不可 | 一部可能 |
予約 | 必須 | 不要 |
料金 | バッグサイズ :300円 スーツケースサイズ :600円 JR駅では一律800円 *どちらも税込/日 |
300~800円 税込/日 |
正直な話、営業店舗の少なさをカバーできるなら専用スペースを予め用意してある佐川の手ぶら観光の方が断然便利。何と行っても途中での開け締めが可能だから途中で荷物が増えたら予め預けてあるバックに詰めに行くこともできて使い勝手がいいし、1日の予定が終わったら佐川ならではの宅配サービスでそのまま荷物を送ってしまうこともできる。
これ、めっちゃ便利じゃない?
ただ、惜しむらくは佐川の場合は「店舗数が少ない」。
下手したら「佐川の営業所1つ潰してもこれやったほうがいいんじゃ・・・」っていう駅、たくさんあるけど、現時点ではまだ手ぶら観光の受付窓口は少ない。
それに対して、ekuboは街中のショップと提携しているので、対応可能時間がマチマチだったり予約が必須だったりと制限はあるものの、比較的対応店が多いという利点があるわ。
専用の場所を設けているわけではないし、店舗側は本業の片手間で預かっているので不安は確かにあるけど、対象店舗が多いというのはそれだけで有利だと思うわ。
さて、このekubo cloak と 手ぶら観光 がそれぞれ設置されている東京駅で実際の場所を見てきたわ。
ekubo cloak 東京駅丸の内側北口改札外(改札を出たら右正面)
手ぶら観光 東京駅八重洲側 日本橋側出口近く(八重洲側改札を出て左 本屋・薬局・スタバ近く)
佐川の手ぶら観光の方がドーーン!と目立つビジュアルだけど、東京駅ではココのみ。
ekubo cloakの方は改札内も含めて数店舗あります。
私、知らなかったのだけど国土交通省が「手ぶら観光の推進」を行っているのね。
確かにオリンピックの2020年に向けて訪日客が増えているし、実際私の勤務先周辺は観光客に人気なエリアでもあるので旅行者がたくさん。なんどスーツケースで足を轢かれたか
訪日客が増えるのは喜ばしいけど、狭い日本の道を大きな荷物を持って移動するのは不便だし、こちらとしても迷惑なのでこういうサービスはぜひ使っていただきたいわ!