「ロジカル」というよりプレゼン初心者のための基礎の本

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わたしも社会人になって長くなってしまったわ。

これだけ長く社会人をやっていればセミナーにも行くし、自分が何かを説明・発表することも出てくる。なので、プレゼンテーションのスキルアップを図るべく、ビジネス書に手を出してみたわ。オットナー!

必ず相手を納得させる 図解 ロジカル・プレゼンテーション 

ロジカル・プレゼンテーション

必ずよ、必ず!!!

相手を納得(した「つもり」も含めて)させるのがプレゼンの成功なのだから、この本を読んでスキルアップしなくちゃ!「ロジカル」と題名にあるんだもの、どれだけ論理的なプラスアルファがあるのかしら・・・?

[結果] これは初心者向けですわ。

少なくとも会社に長く勤めている人は嫌でも身についているレベル。
自営業も同じく。特に自営業はよりプレゼンが上手くないとやっていけないと思うし。

なんせ、

プレゼンテーションでのタブー

  1. 時間をオーバーする
  2. 休憩時間の取り方が下手
  3. 声が小さい
  4. スクリーンが読めない
  5. 自己陶酔で聞き手不在になる

…これ、論理的うんぬんより前の話じゃね!?

これらが出来てないって、プレゼンテーションとして成り立ってないのでは!?

むむむ…と読んでいたら、とうとうロジカルと銘打った章に突入!そうそう、ここからよね!?

プレゼンにもロジックが必要である
もうKKD(カン・経験・度胸)のプレゼンは通用しない

え?いつの話??

  1. ロジカルプレゼンテーションのステップ
  2. テーマの明確化
  3. 情報収取とストーリーの構築
  4. プレゼンテーションシートの創造
  5. リハーサルと事前準備実地とフォローアップ

いたって!フツー!!

逆に言えば社会人でプレゼンをする人がこの本に書いてあることを「なるほど」と思えたら、まずスタートにも立てていない、そう思った方がいいです。

なので社会に出る前に知っておくことがある書かれている本、と思えばいいかしらね。
もしくは学生さんとか、「ぼくのはじめてのプレゼン」にあたっての心構えが書かれている本、と捉えるとハズレじゃないかもしれないわ。

この本で書かれているいわゆる「ロジカル」に作られた資料にプラスして必要なのは
「自分をディズニーのアトラクションキャストだと思いこむこと」だと思うわ。

とにかく

単調に話さない!
→ 「これはこうこう、こうですね。こういう事がこうなってこう…」 眠くならない!?

つまらないネタ(生真面目なネタ)をつまらないまま話さない!
→「資本主義社外においてインフレというのは~~」 眠くならない!?

応えが無くてもいいから問いかけをしたりして意識を向けさせる!
→「正しい成長を行っている例が夢の国であるディズニーと言われていますが、開園時の値段、ご存知のかたいらっしゃいますか?」

どんなにロジカルな資料を作成しても、発表がヘタだと効果は半減すると思うからね。
相手がお偉いさんだったりする場合は語りかけのネタの幅が狭くなると思うけど(笑)

こういうのは発表の上手い人のプレゼンを見てマネするといいわ。
有名なのはプレゼン番組のTEDだけど最高峰すぎるw