マヤvs亜弓の歴史と はとバスツアーのごった煮ナイト

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午後休で仕事を休んだ日、その足で銀座松屋で開催中のガラスの仮面展に向かったわ。

ギャー!紫のバラの人!!

私は小さい頃、「りぼん」や「なかよし」は読んだことがなくて、「花とゆめ」だったので、ガラスの仮面はバイブルよ。北島マヤと姫川亜弓の敵対しつつもお互いを認め合う精神にとても感動したものだったわ。

当初は単に鼻持ちならない、才能に溢れたお嬢様だと思ってた亜弓さんが、実は親の七光りと言われないために血の滲むような努力をしていた人であったこと。

最初は亜弓さんもマヤをライバルとは思っていなかったけど、マヤの才能を認めた後は、敬意を持ってマヤに接するようになっていったこと。

マヤが卑怯な手で舞台を降ろされた時に亜弓さんが仇討ちをするのだけど、その後に言うセリフがコレ。

「マヤ・・・かたきはとったわよ・・・『紅天女』もうひとりの候補・・・わたしのただひとりのライバル」

なんていうカタルシス!!

そして亜弓さんはマヤを天才といい、自分はそうでない、と認めている。

「もって生まれたあの娘の恵まれた才能に、自分のふりしぼる汗の力が勝ったとき、わたしは初めて胸をはって自分の人生を生きられるのよ」

最初は亜弓さんが天才で、マヤが努力の人だと思っていた。けれど、その天才と呼ばれている人に「天才だ」と認められるマヤと、影で必死に努力をしていた亜弓さんという構造になった時、ガラスの仮面はスポ根になったわ。

連載40年かしら、「完結を諦めていません」と作者も言っているから、これからの2人の戦いに期待大ね。

そしてその後ははとバスツアーに参戦。

いい歳ですが、初はとバスです。

今回のツアーは 夜の浅草、老舗の味と笑いの殿堂(牛なべ米久と演芸ホール)

東京駅集合→浅草観音→浅草演芸ホール→米久でご飯→東京タワー

というベタベタ都内観光です。私はお供としての参加。

まずは浅草観音寺。浅草寺のことね。

滞在時間は10分くらい。…短いっっ!
まぁ、夕方なので閉まってます。悲しい。

何回も浅草寺には行っているけど、今回始めて注目したこの石。「迷子しらせ石標」というもの。

人の集まるお江戸浅草。迷子を預かっている方は「しらする方」へ、探している方は「たずぬる方」に紙を貼り付けていたらしいわ。

昔は大火や地震がおきるとここに知らせを残して、頼みの綱にしていたのね・・・と撫でていたら、これは復刻版だったわ(笑)

さて、その後は歩いて10分程度の演芸ホールへ。ここ、来てみたかったのよね!

金曜日、流石に混んでいて、1Fは満席。2Fは空いているというけど、エレベーターなし…これ、年寄りには辛いわねぇ・・・

演芸ホールって、結構年配の人が多いと思うんだけど、トイレも地下か2Fで階段。うーーん・・・と唸ってしまったわ。

時間の関係で3人の演者を見れたけど、最初の落語の人が一番だったかしら。
次は最初から最後まで1Fの客席いじり。3組目は粋曲なんだけど、これがまぁ、何を言ってるのかさっぱり聞こえない(笑)

やっぱりこういうのって1Fで見ないとダメなのねぇ。

と少々肩透かしで向かったのはそこから徒歩10分位の米久

見よ!!

まぁ、この肉を一旦横の皿に移して、普通にすき焼きにするのだけど(笑)

「包の丁さん」、すばらしい先達がいたのね。感謝だわ。

このお肉、固くなくて美味しかったー。量もあったし、満足。ただ、トイレがめっちゃ狭いのでお年寄りは厳しいです。

さて、その後は東京タワー。特別ライトアップ中らしくて、「エレベータのところが天の川になっています」とのこと。

お、おう。

そして特別企画、プロジェクションマッピング!

うーん??確かに綺麗だけど、夜景とかぶるような。

この後は自由解散か、またバスで東京駅まで戻るか。私たちは東京駅まで運んでもらったけど、ガイドさんがついての東京散策ってやっぱり面白い、と思ったわ。
長年住んでても、知らない事が山盛りだったから、東京に住んでいるひとにこそ、オススメ!

今回のツアーで目を引いたのがJRAのこのシャッター。
これ!

2012年の秋の天皇賞のミルコ・デムーロ騎手の最敬礼。

この時の天皇賞は天覧試合でまさしく天皇賞。ここで1着となったデムーロ騎手が規則を破ってターフに降り、両陛下に最敬礼したこのシーンは、本当に美しかった。
※規則破りで審議になったけど、「陛下の前に不正なし」で不問にしたJRAの対応も話題になったわね。

これをシャッターにするとは、やるな!JRA!!