先日、銀座に新規オープンした「変なホテル 銀座」に宿泊してきました。
変なホテルと言えば、最初は長崎・ハウステンボスにオープンして、ロボットや恐竜がチェックインを担当したり、お好み焼きを焼いたり、バーの注文を取ったりして、部屋では音声でいろいろと応答してくれるという例のアレと聞けば、興味も付きぬところ。
まさか銀座にできるなんて・・・ということで早速予約を取ってみたわ。
うん、「銀座」となっているけど銀座じゃなくて「新富町」だったわ。
新富町の駅近で便利ではあるけど、銀座をイメージしているとがっかりするかも。
しかも築地市場へも徒歩圏内とは言え、10分以上は歩くしね。
でも歩くとなると中途半端だけど、電車を使うならとても便利な立地なのは間違いないわ。
さて、ここはロボットがチェックインしてくれるのよね、とロボットのところに行ったら「まずはこちらのカウンターでチェックインしてください」とのこと。
普通に人間のお姉さんのチェックイン処理だったわ
支払いのところだけ、こちらのロボットでどうぞと言われたけど、これってめっちゃ意味ないのでは。
ここでチェックインが完結せず。事前処理は人間のおねーさんが担当してました
そして部屋に入ると・・・
狭いっっ!
東京だからね、仕方ないけど・・・。ちなみに、女2人での利用です。
この狭い部屋で目をひくのがこのLGのスリム冷蔵庫みたいなもの。
これ、衣服のニオイ、シワとりなのです。
焼肉行って、洋服にニオイが染み付いてもこの機械の中に吊るして電源をいれるとあら不思議!50分後にはニオイもシワも取れている、というもの。
途中で一回ドアをあけて気がついたけど、どうやら水蒸気の力で処理しているみたい。
完成した衣服に触れたら、こころなしかしっとりしていたわ。
これ、リフレッシュコースで約50分。稼働中はちょっと音が聞こえます。大きくはないけど、動いているのはわかるような音。
なので夜シャワーを浴びている時とか、朝ごはんを取っている時に使うのが気にならなくていいかも。
しかし2~3泊の旅行の時とか便利かもしれないけど、これが結構な場所取りになっているのでちょっと悩ましい。やはりこのホテルは連泊客が前提のホテルなのかもしれないわ。
インバウンドであれば日本への滞在は数日なのが一般的だろうし、となれば軽くニオイやシワだけでも取ってしまえたら便利よね。
さて、そしてこの狭いコンパクトな部屋にもう一つ目をひくのが、この大型テレビ!
でかいっ!
しかもベッドと並行して置いてあるから、見づらい(笑)
でも、Chromecastが最初から付いていたので、手持ちのスマートフォンにアプリがあれば動画も見放題。
私たちは笑ってはいけない~を見て夜更かししたわ。
さて、この写真の左下にあるのが「Handy」。
これは通話やインターネットが無料だったり、アプリのDLが可能だったりするもの。
これは旅行者には重宝!
本体はちょっと重いけど、無料で電話したりMAPで検索ができたりするのは心強いんじゃないかしら。ホテル外にも持ち運び可能だし。
ここのホテルの1Fは夜はバー「PAYTO」になるのだけど、ちょっと面白いのがラム酒に強いということ。
銀座・ラム酒専門のバー「Bar Lamp」の中山篤史氏監修の、ラムを含めた300種のお酒が楽しめるお店。
ちなみに、ここのBARが朝は朝食を提供。
といっても、ここで食べられるのではなく、サンドイッチや飲み物を購入して、部屋で食べるというもの。いやー、気が楽といえばそうだけど。
でもアレかしら。ここの旅行者は朝、築地市場に食べに行く人が多いのかもしれないわね。
私達が宿泊した日も中国の団体さんがチェックインしていたので、たしかに立地的にも需要はあると思うわ。
「変なホテル」=「各種ロボット」というイメージが少なければ、立地やサービスはいいと思うから、旅行者にはいいかも。ただし、狭いので大きなスーツケースは広げるの厳しいかもしれないわ。