どうせバンコクに来たなら観光もしなきゃね、ということでインスタグラムで日本人人気に火がついたとも言われる寺院、ワットパクナムに行ってみたわ。
ワットパクナムのおさらい
ワットパクナム自体の歴史は古くてアユタヤ時代に建立されたと言われているけど、インスタで一躍有名になったエメラルド色の仏塔は2012年の建立。
ラーマ9世の王妃、シリキット王太后のお誕生日を記念して建立されたマハーラチャモンコン大仏塔の中にあるのです。
緑のガラスを積み重ねた仏塔の周りを80頭の龍が囲み、天井画には菩提樹の下に鎮座する仏が二十八対とその上に宇宙が描かれているのだけど、その彩色が素晴らしい!
仏塔の緑に天井の青に差し色の緑や赤や黄色。
それにここの仏塔の素晴らしいところはドーム状の天井に向かって集約されるようなデザインになっているところ。そこにサイケデリックな彩色で吸い込まれていくような感覚に陥るわ。これは悟りというか、トリップ間違いなし。
ワットパクナムへの行き方
さて、この寺院への行き方ですが。
バンコク市内中心からはちょっと離れているから、何かのついでに立ち寄る、というのは厳しい・・・。
ツアーに乗ってしまえば楽々なのだけど、ツアーって自分の希望以外の場所も含まれていたりして時間が無駄になってしまうこともある。
なので自力でたどり着きたい!という方に私の行った経路の電車+徒歩の方法を記載するわ。
まずはBTSに乗る
最寄り駅はBTSのウターカート駅(Wutthakat)。シーロム方面から来る場合は前の方に乗車、そちらの改札から出ることをオススメします。
バンコクの駅は前後に改札があることが多いから、間違うと結構距離というダメージが大きいのです。
タクシーだと5分ちょいくらいで到着するのだけど、私が到着した時はタクシーが見当たらず(写真は帰りの時。行きは待機タクシー0)だったので、google先生に頼りつつ歩きで向かってみました。
こんな感じね
寺院までの道はローカル色満点!
人気の寺院とは言え、そこに至るまでの道はまだまだ観光地化されておらず、生活に根ざした商店街や寺院を経由する形になるんだけど、それを楽しみたいならお昼くらいからがおすすめ。休日の10時前位に歩くとまださみしいわ。
寺院が集まっている場所でもあるので、お供物用のセットを販売しているお店も多いし、見上げるとバンコクの国旗のトン・トライロンと黄色の仏教旗がはためいているのも美しい。
グーグル先生は20分くらいと言っていたけど、暑いし小雨は降るしで体感的には30分位な気持ちをテクテクと歩きようやく到着。周辺になると観光客らしき人が増えるので安心安心。
ようやく日本語発見!
敷地内に入ると人気の緑のガラスの塔への案内が日本語で表示。ここまでの道のりで日本語がなかった分、一気に安心したわ。
緑ガラス仏塔・・・。そうね、エメラルド寺院(ワット・プラ・ケオ)は別にあるしね。
敷地内は広いけど、迷うような作りではないのでご安心を。
マハーラチャモンコン大仏塔についたら靴を脱いでエレベーターで一気に5Fへ。ちなみにエレベーターは土日のみ稼働だけど、高齢者や障害のある方は伝えると使わせてもらえるそうです。
あ、ここも寺院なので露出が多い服はNG。その場合は1Fで羽織るものを貸してくれます。
今だけ限定? 大仏建立時のお姿
5Fで参拝した後はバルコニーに出られるのだけど、眼の前に建立中の仏像があってびっくり。
骨組みからしてしっかり仏の形をしていたわ。
日本だとこんなに大きな仏像の建立を目にすることはなかなかないので、すっごくレア感。
帰りに境内のベンチで一休みしていたら散歩中の猫発見。
寺院には数匹の猫がいたけど、みんな人馴れはしているけど愛想はなくて猫パンチを続出。
帰り道はタクシー利用をおすすめ。
寺院からの帰り道は来た道をたどって帰ればいいのだけど、寺院の周辺はタクシーがたくさんいるのでそれに乗ってしまうことをオススメします。行き先も駅だったらわかりやすいしね。
もちろん商店街をぶらりと見て回ったり他の寺院に参拝するのもアリだけど、そんなに規模は大きくないので寺院周辺で拾いやすいタクシーに乗ってしまうのがこの後も疲れなくていいと思うわ。
小ネタ
ちなみに、この仏塔には宝物庫などもあるのだけどそこにあるお賽銭入れが効率的だった。
これは盗まれない。